日銀、金利据え置き、2026年4月から債券購入縮小を緩やかに

2025-06-17 03:35 Farida Husna 1分で読めます

日本銀行は6月の会合で、主要な短期金利を0.5%で据え置き、2008年以来の最高水準を維持し、市場の期待に沿った。一致した決定は、中央銀行が地政学的リスクの激化と米国の関税政策についての不確実性が続く中で慎重な姿勢を強調した。東京とワシントンは、カナダでのG7サミットの合間の協議で突破口を見出せず、貿易交渉を延長することで合意した。一方、段階的な政策正常化の一環として、日本銀行は2026年3月までの各四半期に日本国債の購入額を4000億円削減する計画を再確認した。2026年4月からは、削減額を四半期ごとに2000億円に縮小し、月間の購入額を約2兆円に設定することで、超緩和的な金融政策からの穏やかで着実な軌道への移行を示している。

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