2025年2月の韓国からの輸出は前年同月比1.0%増の526億米ドルとなり、予測されていた3.8%の増加を下回り、前月の下方修正された10.2%の落ち込みから回復したと、速報値が示しました。この増加は、旧正月の休暇が1月にあったため、月内の稼働日数が増えたことが主な要因です。自動車とコンピュータの輸出はそれぞれ17.8%と28.5%増加しました。また、バイオヘルスの輸出は、バイオ医薬品の45.5%の増加に支えられ、16.1%増加しました。一方で、国の主要輸出品である半導体の輸出は、メモリーチップ価格の急落により前年同月比3%減少しました。同時に、石油製品の出荷はガソリンとディーゼル価格の低下により12.2%縮小しました。貿易相手国の中では、インド(18.6%)、ASEAN諸国(12.6%)、米国(1%)への輸出が増加しました。一方、韓国の最大の貿易相手国である中国への出荷は1.4%減少しました。2024年には、輸出は8.2%急増し、2023年の7.5%の減少から大幅に回復しました。