2025年5月、韓国の輸入は前年比5.3%減の503.3億米ドルとなり、3か月ぶりの低水準となった。これは4月の2.7%減に続く2か月連続の減少で、フラッシュデータが示した。市場予想の3.1%減よりも大きな減少で、主にエネルギー輸入の減少(12.8%減の1,010億米ドル)が重しとなり、原油輸入は14.0%減、ガスは0.3%減となった。一方、非エネルギー輸入は40.2億米ドルで3.2%減少した。輸入の減少は、世界的なサプライチェーンの混乱や国内需要の低迷を招く可能性があると懸念されるトランプ米大統領の関税に対する懸念が高まる中で起こった。ソウルは現在、10%の一律関税、25%の自動車関税、およびトランプ大統領が金曜日に発表した通り、鉄鋼輸出に対する50%の関税に直面している。米国は現行の鉄鋼およびアルミニウム輸入関税率を25%から50%に倍増すると発表した。