ドイツ生産者物価、予想を下回る上昇

2025-01-20 07:18 Kyrie Dichosa 1分で読めます

2024年12月のドイツにおける生産者物価は前年同月比0.8%上昇し、11月の0.1%の上昇から伸びたものの、予想された1.1%の上昇を下回りました。これは、1年以上のデフレーションを経て、生産者物価が2か月連続で上昇したことを示します。主に資本財の価格が高騰(1.8%)したことが要因で、特に機械、自動車、トレーラー、セミトレーラーが影響しました。非耐久消費財(2.6%)や中間財(0.1%)のコストも上昇しました。一方、エネルギー価格は0.2%下落し、地域暖房のコストの上昇(17.2%)が天然ガス(-5.6%)、電力(-1.3%)、石油製品(-4%)、車両燃料(-3.9%)の下落をほぼ相殺しました。エネルギーを除くと、生産者物価は1.2%上昇しました。月次ベースでは、11月の0.5%の上昇に続き、PPIは0.1%下落しました。年間を通じて、年平均の生産者物価は1.8%減少しました。

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