関税の影響でカナダの貿易赤字縮小

2025-05-06 12:39 Andre Joaquim 1分で読めます

カナダは2025年3月に貿易赤字がC$0.51億となり、2月に記録されたC$1.41億の赤字から縮小しました。この改善は、輸入が輸出よりも急激に減少したことによるもので、オタワが新たな米国の関税に対抗して相互関税を課したことや、カナダの小売業者と家庭による米国製品の自主的なボイコットが影響しました。輸入は1.5%減少して$704億となり、金属および非金属鉱物製品(-15.8%)やエネルギー製品(-18.8%)の減少により、9月以来初めての減少となりました。米国からの輸入は2.9%減少し、カナダが3月13日に金属を含む米国製品に25%の関税を課したことが影響しました。一方、輸出は前月比0.2%減少して$699億となりました。米国への輸出は、米国がカナダ製品に関税を課したことにより6.6%減少しましたが、米国を除く国々への販売が24.8%急増したことで相殺されました。金属および非金属鉱物製品の販売は、米国のこの分野への関税により3.2%減少し、消費財の販売も4.2%減少しました。

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