カナダの住宅着工件数は2025年2月に4%減少し、季節調整済みの年間率で229,030戸となりました。これは1月の修正値239,322戸から減少し、市場予想の250,000戸を下回りました。人口10,000人以上の都市部の住宅着工件数は、1月の220,074戸から5%減少し、209,784戸となりました。一方、農村部の着工件数はほぼ変わらず、前月の19,248戸に対して19,246戸でした。前年同月比で見ると、都市部の実際の住宅着工件数は17%減少し、2025年2月には14,459戸が記録され、前年の17,454戸から減少しました。カナダの3大都市の中で、バンクーバーは48%の急激な減少を見せ、トロントは68%の減少を記録しました。これらはどちらも、集合住宅と一戸建ての着工件数の減少によるものです。対照的に、モントリオールは実際の住宅着工件数で6%の増加を記録しました。