2025年5月、カナダの住宅着工は、4月の280,181戸に比べて0.2%減の279,510戸となり、市場予想の248,000戸を上回った。人口10,000人以上の中心部での都市型住宅建設も259,916戸から変わらず259,800戸を維持した。一方、農村部の住宅着工は、3月の18,818戸から4.5%増の19,706戸となった。人口10,000人以上の中心部での実際の住宅着工は、前年比9%増の23,745戸となり、2024年5月の21,814戸と比較して増加した。カナダの3大都市のうち、バンクーバーは10%の年間減少を記録し、トロントは22%の減少を記録した。これらは、マルチユニット建設の減少によるものである。一方、モントリオールは、マルチユニット建設活動の成長に支えられて11%増加した。