予想通りカナダのインフレ率が上昇

2025-02-18 13:32 Andre Joaquim 1分で読めます

2025年1月の年間インフレ率は前月の1.8%から1.9%に上昇し、市場予想と一致しました。この結果、インフレ率は6か月連続でカナダ銀行の目標中央値である2%以下にとどまり、中央銀行が緩和サイクルを継続する可能性が高いという期待を裏付けました。インフレは輸送部門で急上昇し(2024年12月の2.3%に対し3.4%)、石油と天然ガスの価格上昇が消費者のガソリンコストを8.6%(3.5%に対し)押し上げました。また、乗用車の価格も0.4%上昇し、8か月ぶりの年間増加となりました。一方で、住居のインフレ率は4.5%で変わらず、食品の価格は税制優遇措置により-0.6%(0.6%に対し)と下落しました。その間、カナダ銀行の中央値とトリム平均のコア指標はともに2.7%で、予想を上回りました。前月からカナダの消費者物価は0.1%上昇しました。

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