税控除終了でカナダのインフレ率が8か月ぶりの高水準に

2025-03-18 12:38 Andre Joaquim 1分で読めます

カナダの年間インフレ率は2025年2月に2.6%に急上昇し、前月の1.9%から8か月ぶりの高水準となり、市場予想の2.2%を大きく上回り、カナダ銀行の予測である2.5%を超えました。この急上昇は、期間の途中で物品サービス税(GST)と調和税(HST)の減税が終了したことに主に起因し、対象商品の価格が急騰しました。その結果、レストランのインフレ率は急激に減速し(1月の-5.1%から-1.4%)、店舗でのアルコール飲料も同様に減速しました(-3.6%から-1.4%)。これにより、食品サブインデックスは急激に反発しました(-0.6%から1.3%)。また、衣料品と履物の価格も反発し(-1.3%から1.4%)、娯楽、教育、読書の価格は加速しました(1.9%から3.7%)。前月から、税額控除の終了により消費者物価指数(CPI)は1.1%上昇し、2022年5月以来の最大の上昇となりました。

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