カナダの原材料価格指数(RMPI)は、2025年4月に前月比3%下落しました。これは2024年9月以来の最大の下落で、2.2%の下落が予想されていた中での結果です。この下落は、原油エネルギー製品が前月比8.1%下落したことが主な要因で、特に従来型原油は9.4%下落しました。これは、OPECの生産増加と不透明な世界需要見通しの影響を部分的に受けています。さらに、金属鉱石、精鉱、スクラップの価格は1.5%下落し、7か月連続の上昇が終わりました。一方で、金鉱石、精鉱、機械加工用鋼棒の価格は前月比5.2%上昇し、他のサブカテゴリーの下落を相殺しました。前年同月と比較すると、RMPIは3.6%下落しました。