中国の対内直接投資(FDI)は縮小状態が続く

2025-02-19 12:52 Andre Joaquim 1分で読めます

2025年1月、中国への外国直接投資(FDI)は前年から13.4%減少し、約980億元となり、過去4年間で最も弱い年初となりました。この結果は、2024年に記録された27.1%の急落に続くもので、2008年まで遡るデータで最も急激な外国直接投資の減少でした。1月の減少は緩やかではあるものの、中国経済の大規模プロジェクトへの外国の信頼が弱まっていることを反映しており、デフレスパイラルのリスクや政府の刺激策対応の遅れが圧力をかけています。さらに、製造業者やサービス提供者の不透明なバランスシートが外国投資家の不安を抱かせました。それでも、政府からの経済支援の兆しや、中国共産党(CCP)が技術セクターへの厳しい管理を緩和する可能性が示唆され、年初には中国へのポートフォリオ投資の感情が高まり、年内に直接投資が増加する可能性があるとされています。

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