中国の外国直接投資(FDI)が第1四半期に10.8%減少

2025-04-18 10:37 Andre Joaquim 1分で読めます

中国への外国直接投資(FDI)は、2025年第1四半期に前年比10.8%減の約369億ドルに落ち込んだ。この結果は、2024年の27.1%の急落に続き、2008年以降のデータを遡る中で最も急激な外国直接投資の減少だった。この減少は、中国経済の最大プロジェクトへの外国の信頼が弱まっていることを引き続き反映しており、デフレスパイラルのリスクや政府の刺激対応の遅れによる圧力があり、最近は米国政府からの関税の脅威によってさらに増幅されている。また、製造業者やサービスプロバイダーの不透明な財務諸表は、外国投資家の不安を抱かせていた。それでも、政府からの経済支援の兆候や中国共産党がテクノロジーセクターに対する厳しい統制を緩和する可能性が高まり、年の初めに中国へのポートフォリオ投資への好感情が高まり、年内にはより多くの直接投資につながる可能性がある。

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