英国のインフレ率が予想以上に加速

2025-02-19 07:05 Joana Taborda 1分で読めます

2025年1月、英国の年間インフレ率は急上昇し、前月の2.5%から3%に達し、2024年3月以来の最高値となり、予測の2.8%を上回りました。最大の上昇要因は輸送(1.7% 対 -0.6%)で、主に航空運賃と自動車燃料の上昇効果があり、中古車の下落効果で部分的に相殺されました。また、食品とノンアルコール飲料(3.3% 対 2.5%)も主に肉類とパン・シリアルが影響しました。娯楽・文化(3.8% 対 3.4%)や教育(7.5% 対 5%)も、私立学校の授業料に20%の付加価値税が含まれたため、価格がより速いペースで上昇しました。サービスのインフレは前月の4.4%から5%に上昇しましたが、イングランド銀行(BoE)の予測5.2%を下回りました。一方、レストランとホテル(3.3% 対 3.4%)、住宅と公共料金(2.1% 対 3.1%)の価格は減速しました。年間コアインフレ率は3.2%から3.7%に上昇し、予測と一致しました。前月と比較して、消費者物価指数(CPI)は0.1%減少し、予測の0.3%の下落を下回りました。

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