英国のインフレ率、予想以上に鈍化

2025-04-16 06:07 Joana Taborda 1分で読めます

英国の年間インフレ率は、2025年3月に2.6%に減速しました。これは2月の2.8%からの減少で、市場およびイングランド銀行(BoE)の予測である2.7%を下回りました。最大の下方寄与は、娯楽と文化(2.4% 対 3.4%)からで、主にゲーム、玩具、趣味(-4.2%)およびデータ処理機器(-5.1%)によるものでした。輸送も減速に寄与し(1.2% 対 1.8%)、主に自動車燃料価格の5.3%の下落が原因です。さらに、レストランとホテルの価格上昇も抑えられ(3%、2021年7月以来の最低値 対 3.4%)、主に宿泊サービス(-0.6%)によるものでした。住宅と公共料金(1.8% 対 1.9%)、食品とノンアルコール飲料(3% 対 3.3%)も同様です。対照的に、最も大きな上方寄与は衣料品と履物(1.1% 対 -0.6%)からで、春のファッションが店頭に並ぶ3月には通常価格が上昇します。前月と比較して、消費者物価指数(CPI)は0.3%上昇し、前月の増加および0.4%の予想をわずかに下回りました。年間コアインフレ率は3.5%から3.4%に減速しました。

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