英国のインフレ率が3.5%に加速

2025-05-21 06:05 Joana Taborda 1分で読めます

英国の年間インフレ率は2025年4月に3.5%に跳ね上がり、2024年1月以来の最高値となりました。これは3月の2.6%からの上昇で、予測の3.3%を上回りました。最大の上昇要因は住宅と公共料金の価格(7.8% 対 1.8%)で、特に電気(4.6% 対 -8.8%)とガス(12.2% 対 -12%)が影響しました。これは2025年4月に導入されたOfgemのエネルギー価格上限の上昇を反映しています。控えめな下落要因は住宅の実際の家賃から来ており、3月の7.2%に比べて6.3%の上昇にとどまりました。追加の上昇要因としては、輸送(3.3% 対 1.2%)があり、4月から新旧の電気自動車に対する自動車税の導入が影響しました。また、娯楽と文化(3.1% 対 2.4%)では主に海外旅行、食品と飲料(3.4% 対 3%)では主に肉、ミネラルウォーター、パンとシリアル、砂糖とジャムが影響しました。一方で、最大の下落要因は衣類と履物の価格の下落(-0.4% 対 1.1%)で、より多くの商品がセールになったためです。

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