2025年5月までの3か月間、英国の失業率は4.7%に上昇し、市場の予想を覆して4月の2.6%にとどまると思われていた。これは2021年7月までの3か月間で最も高い水準を示している。前の期間と比較して、失業者のうち6か月未満、6か月から12か月、12か月以上の失業率が上昇した。年間ベースでは、これらのカテゴリー全てで失業率が上昇した。一方、雇用者数は13.4万人増の3,413万人に増加し、パートタイムとフルタイムの雇用の両方で増加したことによるもので、これは2月以来の最高水準である。副業を持つ人の数も増加し、現在の雇用者全体の3.9%を占めている。最後に、経済的な非活動率は0.3ポイント減少し、21%となった。