米国の民間部門の雇用成長、2年ぶりの最低水準:ADP

2025-06-04 12:18 Joana Taborda 1分で読めます

2025年5月、米国の民間企業は、3月2023年以来の最低水準となる37,000人の労働者を雇用に追加しました。これは、4月の下方修正された60,000人と予測の115,000人に比べます。サービス部門では、余暇/宿泊業(38,000人)、金融活動(20,000人)、情報(8,000人)を中心に36,000人の雇用が増加しましたが、専門/ビジネスサービス(-17,000人)、教育/医療(-13,000人)、貿易/運輸/公共事業(-4,000人)では雇用が減少しました。また、製造業(-3,000人)と建設業(6,000人の増加に対する天然資源/鉱業(-5,000人)の減少を相殺する)を中心に、製造業部門は2,000人の雇用を失いました。一方、仕事を続ける人々の年間給与成長率は4.5%でほとんど変わらず、仕事を変える人々の給与は7%上昇し、4月の修正後の数字と変わりませんでした。ADPの首席エコノミスト、ネラ・リチャードソン博士は、「年の初めから強いスタートを切ったものの、採用は勢いを失っています。しかし、5月の給与成長はほとんど変わらず、仕事を続ける人々と仕事を変える人々の両方にとって堅調な水準を維持しています」と述べています。

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