アメリカ合衆国における建設許可は、2025年5月に季節調整済みの年率換算で139.4万戸に2%減少し、2020年6月以来の最低水準となりました。これは、住宅ローン金利の上昇や輸入資材への関税が需要を抑制し続けたためです。一戸建ての許可は2.6%減の89.9万戸となり、2023年4月以来の最低水準となりました。一方、5戸以上の建物向けの許可は0.9%増の44.2万戸の年率換算となりました。地域別では、北東部が9.6%減の12.3万戸、南部が2.6%減の74.2万戸、西部が5.5%減の31.2万戸となりましたが、中西部は11.9%増の21.7万戸となりました。