ミシガン大学の米国消費者信頼感指数は、2025年2月に67.8の速報値から64.7に大幅に下方修正され、2023年11月以来の最低水準に達しました。現在の経済状況に関する指標も68.7から65.7に下方修正され、期待指数は67.3から64に修正されました。信頼感の低下は、年齢、所得、資産によるグループ全体で一致していました。この低下は、耐久財の購買条件が19%急落したことが主因で、主に関税による価格上昇が差し迫っているという懸念によるものです。個人の財政状況と短期的な経済見通しの期待はともに約10%減少し、長期的な経済見通しは約6%低下して2023年11月以来の最低水準に戻りました。一方、1年先のインフレ期待は4.3%に急上昇し、2023年11月以来の最高値となりました。5年先の見通しは速報値の3.3%から3.5%に上昇し、1月の3.2%を上回り、2021年5月以来の最大の前月比増加を記録しました。