ダラス連邦準備銀行のテキサス製造業活動指数は、2025年2月に22ポイント下落して-8.3となりました。前月には14.1と3年以上ぶりの高水準を記録していました。企業の展望指数は24ポイント下落して-5.2となり、展望の不確実性指数はほぼゼロから29.2に急上昇し、7か月ぶりの高水準を示しました。州の製造業状況の主要指標である生産指数は21ポイント下落して-9.1となりました。その他の製造業活動の指標も今月において低下しました。新規受注指数は11ポイント下落して-3.5となり、稼働率指数は14ポイント下落して-8.7となりました。出荷指数は依然としてプラスのままで、5.6にわずかに低下しました。労働市場の指標は、今月は雇用者数が横ばいで労働時間が短縮されていることを示唆しています。原材料のコストプレッシャーは強まり、賃金プレッシャーはわずかに後退しました。原材料価格指数は18ポイント上昇して35.0となり、数年ぶりの高水準となりました。製品価格指数は7.8にわずかに上昇し、平均水準に近づきました。