第4四半期のアメリカ経済、予想以上の鈍化

2025-01-30 13:33 Joana Taborda 1分で読めます

米国経済は2024年第4四半期に年率2.3%成長し、過去3四半期で最も遅い成長となり、第3四半期の3.1%や予測の2.6%から減速したとBEAの速報値によれば示されている。個人消費は依然として成長の主要な推進力であり、4.2%増加し、2023年第1四半期以降で最も高い伸びを記録した(2024年第3四半期の3.7%に対して)。支出は商品(6.6% 対5.6%)とサービス(3.1% 対2.8%)の両方でより速いペースで増加した。一方で、固定投資は2023年第1四半期以来初めて縮小し(-0.6% 対2.1%)、設備(7.8% 対10.8%)と構造物(-1.1% 対-5%)が要因であった。しかし、知的財産製品への投資は引き続き増加し(2.6% 対3.1%)、住宅投資は反発した(5.3% 対-4.3%)。また、民間在庫は成長を0.93ポイント押し下げる大きなマイナス要因であった。輸出(-0.8% 対9.6%)と輸入(-0.8% 対10.7%)の両方が縮小し、純貿易からの寄与はほとんど変わらなかった。政府支出はより遅いペースで増加した(2.5% 対5.1%)。2024年全体を考慮すると、経済は2.8%成長した。

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