アメリカの住宅着工は、2025年6月に前月比4.6%増の132.1万戸の季節調整済み年率となり、前月の修正済み9.7%の減少を縮小し、市場予想の130万戸にほぼ合致した。着工は、1戸あたりの住宅が883,000戸に減少する4.6%の減少を相殺する形で、5戸以上の住宅が414,000戸に増加することで推進された。地理的には、着工はマルチユニット住宅が最も集中しているノースイースト地域でのみサポートされた(182,000戸に73.3%増加)。一方、中西部(179,000戸に5.3%減少)、西部(286,000戸に1.4%減少)、南部(674,000戸に0.7%減少)では着工が減少した。