2025年1月、米国の1年先の消費者インフレ期待は3ヶ月連続で3%のままでした。ガス(+0.6ポイントで2.6%)、食品(+0.6ポイントで4.6%)、医療(+1ポイントで6.8%)、大学教育(+0.2ポイントで5.9%)、家賃(+0.5ポイントで6%)の全てで価格期待が上昇しました。また、住宅価格の中央値の成長期待も、西部地域の回答者によって牽引され、0.1ポイント上昇して3.2%となりました。一方で、3年間のインフレ期待も3%で安定しており、5年先のインフレ期待は0.3ポイント上昇して3%となり、2024年5月以降で最高となりました。その他の分野では、失業率期待が0.6ポイント低下して34%となり、2021年7月以降で最低の数値となりました。また、家計所得の予想成長率は0.2ポイント上昇して3%となる一方、家計支出の成長期待は0.4ポイント低下して4.4%となり、2021年1月以降で最低となりました。