米国の消費者インフレ期待は、前月から3.1%に上昇し、2025年2月に4か月ぶりに初めて上昇しました。これは、5月以来の最高水準です。ガソリン(+1.1ポイント増の3.7%、2024年6月以来の最高水準)、食品(+0.5ポイント増の5.1%、2024年5月以来の最高水準)、医療費(+0.4ポイント増の7.2%)、大学の学位(+1ポイント増の6.9%)、賃貸料(+0.7ポイント増の6.7%)の中央値の価格上昇期待が増加しました。また、住宅価格の中央値の成長期待は0.1ポイント増の3.3%となりました。一方、3年後と5年後のインフレ期待は3%で変わらず、失業率の期待は5.4ポイント増の39.4%となり、2023年9月以来の最高水準となりました。家計収入の成長期待は0.1ポイント増の3.1%となりました。