米国の求人件数が6か月ぶりの低水準に減少

2025-04-29 14:02 Agna Gabriel 1分で読めます

2025年3月、アメリカの求人件数は28.8万件減少し、719.2万件となりました。これは6か月ぶりの低水準で、市場予想の748万件を大きく下回りました。この減少は広範囲にわたり、特に運輸、倉庫、公共事業(-5.9万件)、宿泊・飲食サービス(-4.2万件)、建設(-3.8万件)、連邦政府(-3.6万件)、不動産・賃貸・リース(-3.9万件)、医療・社会福祉(-3.7万件)で大きな減少が報告されました。一方で、金融・保険(2.5万件)、その他のサービス(2万件)、州・地方教育(1.7万件)、卸売業(1万件)、製造業(0.4万件)では求人が増加しました。地域別では、北東部(-18万件)、南部(-6.9万件)、西部(-7.6万件)で求人が減少しましたが、中西部では増加(3.6万件)しました。一方、採用件数は540万件で変わらず、総離職件数も510万件でほとんど変化がありませんでした。離職の内訳では、自発的離職は変わらず(330万件)、解雇・免職はわずかに減少(160万件)しました。

関連ニュース