米国の求人数は2025年6月に275,000減の7,437万件となり、市場予想の7,550万件を下回った。宿泊・飲食サービス業(-308,000)、医療・福祉サービス業(-244,000)、金融・保険業(-142,000)で求人数が減少した。小売業(+190,000)、情報業(+67,000)、州および地方政府の教育機関(+61,000)では求人数が増加した。地域別では、北東部(-106,000)、南部(-130,000)、中西部(-149,000)で求人数が減少した。一方、採用数と総離職数はそれぞれ5,200万件と5,100万件でほとんど変わらなかった。離職者の内訳では、退職者(3,100万人)はほとんど変わらず、一方、解雇者および解雇(1,600万人)は変わらなかった。