米国の離職者数は、2025年6月に128,000人減少し、3,142万人となりました。これは、5月の下方修正後の3,270万人から減少し、1年前の3,284万人を下回ります。これは、2024年12月以来の最低水準です。離職率は、全雇用のうち自発的な離職を示すもので、2.0%で推移しました。離職の減少は、専門・ビジネスサービス(-114,000人)、州および地方政府の教育(-20,000人)、連邦政府(-5,000人)で特に顕著でした。地域別では、南部(-136,000人)と中西部(-39,000人)で離職が急激に減少しましたが、西部(+42,000人)と北東部(+6,000人)では増加しました。