アメリカの住宅ローン申請件数は、5月16日を終了日とする期間に前週比5.1%減少し、住宅ローン銀行協会が編纂したデータによれば、1か月で最も急激な減少となった。この後退は、基準となる住宅ローン金利の急上昇に合わせており、7%のしきい値に近づいていた。インフレーションや持続不可能な負債への懸念が引き続き高まり、利回りや長期国債が上昇したことが要因となっている。新築住宅のための住宅ローン申請は5%減少し、住宅ローンの再融資契約の申請も金利の短期変動に敏感なため、同様に5%減少した。