2024年12月の米国小売売上高は前月比0.4%増加し、4ヶ月で最小の伸びでした。11月の上方修正された0.8%の上昇と比較して、予測の0.6%を下回りました。この鈍化にもかかわらず、数字は堅調な消費者支出を示し続けています。最大の増加は各種店舗小売業(4.3%)、スポーツ用品、趣味関連、楽器、書籍(2.6%)、家具(2.3%)で見られました。他にもガソリンスタンド(1.5%)、衣料品(1.5%)、食品・飲料店(0.8%)、自動車・部品ディーラー(0.7%)、一般商品店(0.3%)、非店舗小売業(0.2%)でも売上が増加しました。対照的に、建築材料・ガーデン機器・用品ディーラー(-2%)、飲食店(-0.3%)、健康・パーソナルケア店(-0.2%)では売上が減少しました。一方で、GDP算出に使用される飲食店、自動車ディーラー、建材店、ガソリンスタンドを除いた売上は、3ヶ月で最も大きな0.7%の増加を示しました。