2025年3月の米国小売売上高は前月比1.4%増加し、2月の0.2%の増加に続き、予測の1.3%をわずかに上回りました。これは2023年1月以来の最大の増加であり、自動車関税の導入を前に消費者が購入を急いだため、自動車および部品の売上が5.3%増加したことが要因です。自動車を除く小売売上高は0.5%増加しました。増加が見られたのは、建材・園芸用品(3.3%)、スポーツ用品、趣味、楽器、書店(2.4%)、飲食サービス(1.8%)、電子機器・家電(0.8%)、その他小売店(0.7%)、健康・パーソナルケアストア(0.7%)、総合小売店(0.6%)、衣料品(0.4%)、食品・飲料店(0.2%)です。一方で、ガソリンスタンド(-2.5%)と家具店(-0.7%)では小売売上高が減少しました。また、GDPの計算に使用される飲食サービス、自動車販売店、建材店、ガソリンスタンドを除く売上高は0.4%増加しました。