米国のManheim中古車価格指数は2025年4月に前月比2.7%上昇し、3か月ぶりの上昇であり、2024年7月以来の最大増加となりました。4月初旬の関税発表を受けてのものです。「通常、'春の反動'は4月の第2週に終わりますが、今年は卸売価格の上昇トレンドが1か月間続きました。関税に対する強い価格上昇を予想しており、それが実際に現れたものです」と、Cox Automotiveの経済・産業洞察のシニアディレクターであるJeremy Robb氏は述べています。SUV(2.4%)、トラック(2.1%)、中型セダン(2.2%)、高級車(1.5%)、コンパクトカー(0.8%)の価格が上昇しました。中古車の価格は前年比で4.9%上昇し、2022年8月以来の最高値です。「年の後半に入るにつれて、自動車市場は3月と4月に需要が高まり、関税による価格上昇を前にして購入者が取引を前倒しした可能性があるため、鈍化するかもしれません」とJeremy Robb氏は付け加えました。